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紅白歌合戦の出場者の決め方は芸能事務所のプレゼン⇒権力者3人の専権事項

紅白歌合戦の出場者の決め方は芸能事務所のプレゼン⇒権力者3人の専権事項

2016年末の紅白歌合戦では、大物といわれる歌手が落選しました。

和田アキ子、細川たかし、藤あや子さんを2016年末の紅白で見ることはできません。

一方で、PUFFY、大竹しのぶさんが初出場することが発表されました。

近年ではCDも売れず、幅広い世代に認知される流行歌も本当に数が少ないです。

そこで毎年毎年気になるのは、NHKがどうやって歌手を選んでいるのか?という点です。

芸能事務所毎に出場枠を持っているらしいとか、色々噂されていますが真実はどうやら別のところにそうです。

実は、紅白歌合戦の歌手の決め方は過去と今では少し異なるのだそうです。そのあたりも含めて調査していきたいと思います。

紅白歌合戦の出場者の決め方

紅白歌合戦の出場者の決め方は時代によって大きく異なるのだそうです。

  1. NHKの建前
  2. アンケート重視時代(1976年~2000年頃)
  3. プレゼン重視時代(近年)
  4. 口説き枠(企画枠)もアリ

NHKの建前(1)

まずは、NHKの建前から紹介します。

NHKは紅白の選出基準について以下のようにコメントしています。

「選考に関しては、例年どおり「今年の活躍」、「世論の支持」、「番組の企画・演出」、以上3つの点を中心に下記のデータを参考資料として総合的に判断致しました。」

ちなみに、参考資料とは以下の6つです。

  1. 7歳以上の全国5,000人を対象にNHKが行った「ランダムデジットダイヤリング」方式による調査の結果 ※質問は「紅白に出場してほしい歌手男女各3組」
  2. 7歳以上の全国8,000人を対象にNHKが行ったウェブアンケート調査の結果 ※質問は「紅白に出場してほしい歌手男女各3名」
  3. 「NHKのど自慢」の予選出場者の曲目
  4. CD・カセット・DVDの売り上げ
  5. 有線・カラオケのリクエスト等についての調査
  6. インターネットダウンロード等についての調査

ちなみに、ランダムデジットダイヤリングとは、コンピューターで無作為に数字を組み合わせた番号に電話をかけ調査を行うアンケート手法です。

以上の参考資料で違和感をもつのが、「NHKのど自慢」の予選出場者の曲目です。素人が歌いたい曲と聴きたい曲には大きな開きがあるように思います。

さて、以上がNHKの建前ですが、本音の部分はどうなのでしょうか?

アンケート重視時代(1976年~2000年頃)(2)

元NHKで総合演出、CP(チーフプロデューサー)の立場で紅白歌合戦に関わった(1976~2000年頃)島田源領(げんりょう)氏は、出場選考の過程について以下のようにコメントしています。

ぼくがやっていた頃は、芸能部長やCPをはじめとした7~8人のスタッフで何度か会議を開いて決めていました。自由な時代でしたね。最も重視したのは、やはりアンケートです。出演枠が紅白各20組とすれば、上位10組まではアンケート上位陣で文句なしに決まる。それ以外は、CDの売り上げや、コンサートの動員力を加味して検討していました。
【引用:週刊現代 2016年12月17日号】

しかし、近年ではアンケートを重視した選考方法ではないというのが現実のようです。

プレゼン重視時代(近年)(3)

現在では、出演者決定に関しては以下3名の専権事項のようです。

  • エンターテイメント番組部長
  • 紅白のチーフプロデューサー
  • 紅白のデスク

発表直前まで、局内の人間はほぼ全員、出演者を全く知りません。NHKの経営陣が選考に絡むこともほとんどない。(元NHKエンターテイメント番組部勤務スタッフ)
【引用:週刊現代 2016年12月17日号】

上記のコメントが本当であれば、籾井会長がSMAPの出場交渉について言及したのは異例中の異例だったのでしょう。

実は、レコード関係者によれば毎年9月~10月の間に各レコード会社からプレゼンを受けているという証言もあります。推薦したいアーティストをNHKから公式にプレゼンして欲しいと依頼されるようなのです。

9月末から10月の間に、NHK側から「プレゼンしてください」という連絡が公式に来るんです。去年は各社ごとにまとめて(推薦したいアーティストを)持ってきてくれということでしたが、今年はさらに細分化して、部署ごとに別々にやりました。(レコード会社関係者)
【引用:週刊現代 2016年12月17日号】

上記のコメントが真実であれば、NHKは受信料を支払っている国民の声よりも、事務所のプレゼンを優先していると捉えられても不思議ではありません。

どの歌手に出演してもらったら視聴者が嬉しいかということを真剣に考えていれば、芸能事務所からのプレゼンなど全く必要ないはずです。

口説き枠(企画枠)もアリ(4)

但し、NHK自らが出演者を考えることを放棄したわけではなさそうです。

「企画枠」、「目玉枠」という名の口説き枠も存在するそうです。

過去には2002年に黒部ダムからの中継で出演した中島みゆきさん。(Youtubeでは動画はすべて削除されてますね。)2009年に登場した矢沢永吉さんなどが挙げられます。

企画枠については以下の説明が詳しいです。

21世紀枠・希望枠がある春の甲子園、選抜高校野球大会のように、例年なら紅白歌合戦出場は難しい歌手を、番組のテーマやNHKエンターテイメント番組部の意向に沿い登場させることを企画枠と言います。
たとえば、1994年田川寿美さん、95年石嶺聡子さん、96年門倉有希さん、97年岩本公水さんらが、特別番組『NHK新人歌謡コンテスト』優勝の特典として紅白出場『コンテスト枠』と言われましたが、あくまで正式な出場者として扱い、コンテスト枠をNHKが明言したことはありません。企画枠というのは、いわゆる新聞辞令です。
【引用:紅白に関するQ&Aブログ

まとめ

去年の視聴率ははじめて40%を切ったことが話題になりました。

今の時代、誰もが納得する歌手を選ぶこと自体が難しいのだと思いますが、だからこそ一層悲しい気持ちにもなります。

PPAPも面白いですが、日本人の心に染み渡るJPOPや演歌が生まれてくることを期待したいです。

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