あなたには『忘れられない言葉』がありますか?
わたしはサラリーマン時代に既婚の男性上司からいわれた一言が今でも忘れられません。その一言とは「誰と結婚しても、そこそこ幸せになれると思うよ。」でした。
当時独身だったわたしには理解できませんでしたし、正直な話、「意味不明」でした。しかし今なら、上司の言葉の意味がよくわかるのです。
愛しのアイリーン
あらすじ
安田顕演じる(岩男さん)は、恋愛経験ナシのパチンコ店員です。岩男さんはいい人なのですが、結婚するために愛を探したものの、愛を見つけられないまま42歳になってしまっています。
ある事件を境に心に傷をもった岩男さんは、300万円ものお金を支払って、フィリピンのお見合いパーティーで出会った花嫁(アイリーン)と結婚します。
岩男はアイリーンに一目ぼれしたわけでもなければ、もちろんアイリーンに「愛」を期待したわけでもありません。
しかし岩男とアイリーンの2人がいろいろな事件に巻き込まれていくうちに、何もなかった関係性の中に『愛』が生まれていく・・・という物語です。
恋愛結婚
なぜ?わたしが上司からの言葉を素直に受け入れられなかったというと、、、、理由はシンプルです。
わたしは恋愛や愛の延長線上に「結婚」があると思い込んでいたのです。ひらたくいえば「恋愛結婚」というやつです。
しかし大人になりいろいろな経験をすると、恋愛結婚というものが定着したのは20世紀になってからだということを知ります。
みなさんご存知のとおり、恋愛結婚が市民権を得るまでは「お見合い結婚」が一般的でした。お見合い結婚には「愛」は必要なく、愛は結婚してから育むものだったのです。
つまり「結婚はあくまでも手段であり、愛は結婚の前提条件ではない。」という今なら全否定されそうな考え方は、つい数十年前までは主流だったのです。
あなたは「愛は目的であり、結婚は手段」(お見合い結婚)という発想を支持しますか?それとも「愛は手段であり、結婚は目的」(恋愛結婚)という発想を支持しますか?本当の愛というものがあるとしたら、どちらが『本当の愛』に近いと思いますか?
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