ボンビーガールの1年後

ボンビーガール

「幸せ!ボンビーガール」という日本テレビ系列の番組では、「田舎から上京する若者の不動産選び」に密着した企画を放送しています。

ある日、1年前に美容師として成功するために三軒茶屋(東京、渋谷から電車で5分くらい)付近で物件を探していた20代前半の女性の『1年後の姿』を紹介していたのですが驚きました。

この女性は1年前のロフト付きの比較的広い賃貸不動産に引っ越した時には、不動産の広さに満足していたのですが、1年後には不動産の広さに不満をもっているようでした。

その理由は「たくさんモノを買ったから。」でした。彼女曰く「東京にはカワイイものがたくさんあって、ついつい買っちゃうんですよ!」とのことです。結果、ロフトの上は物置になっていました。

あなたにも心当たりがないでしょうか?あなたの自宅を見渡してみてください。数か月も利用していないモノはないでしょうか?

購入した時点では嬉しくて仕方がなかったのに「正直、今となってはどうでもいい」と感じるものはないでしょうか?

モノに囲まれた人生

もしあなたがRICHになりたいならボンビーガールのような『モノに縛られる生活』から、今すぐにでも抜け出さなければいけません。

とはいえモノに縛られる生活が当たり前になっていると、どのような生活が「モノに縛られた状態」かわからなくなってしまうことが多いので、わたしの実体験をもとにもう少し詳しく「モノに縛られた生活」というものについて深堀したいと思います。

実体験#1)高級スーツ

わたしが新卒で入社したのは外資系の経営コンサルタント会社でした。あなたは経営コンサルタント会社というと、どんなイメージを持ちますか?

顧客企業が経営コンサルタント会社に支払う費用(フィー)は、大企業でなければ支払うことが出来ないほどに高額です。

そのため経営コンサルタントには「それなりのイメージ」を担保することが求められます。丸の内、大手町などの大都会のオフィスビルに出入りするのに、ペラペラのスーツという身なりでは周囲からのウケが悪いのです。

わたしは大学生の頃から身なりにはあまり気を遣わないタイプの人間だったのですが、「ダサい身なり」ではクライアント先や社会の人間からも足元を見られるという体験を何度も経験し、バカにならない金額を外見に使うようになりました。

そして『スーツ』、『ネクタイ』、『シャツ』、『カバン』、『時計』、『コート』などにお金をかけることがいつの間にか『当然』だと思うようになりました。

そしてまとまった給料が振り込まれると、そのお金は投資でも貯蓄でもなく、それらの外見をマシに見せるための購入資金として消えていったのです。

実体験#2)車を購入

あなたは社会人になって2回目のお給料(もしくはボーナス)を何に使いましたか?

なぜ?『2回目』なのかというと、1回目の給料やボーナスは『今まで育ててくれた親への記念品』などに使う人も多いと思ったので、あえて『2回目』について質問したのです。

わたしの友人は2回目のボーナスを『車』の頭金にしました。なぜ?駐車場の費用だけで月に1万円以上もする東京都内で、新入社員が「車を買う」という行動に出たのでしょうか?

郊外で暮らしているのであれば車がないと通勤通学できないという場合もあるでしょうが、都内であれば交通機関を利用すればどこにでも行くことができます。

わたしは疑問に思って、その友人に「なぜ?ろくに乗りもしない車を購入したのか?」と質問してみたのですが、思わぬ答が返ってきました。ズバリ「車がないと女ウケが悪いから」でした。

友人は社会人になって参加した合コンで女性参加者から「ねぇねぇ、●●君は、何の車に乗ってるの?」と質問されることがあまりにも多く、そのたびに「免許は持っているけど、車はもっていない」と答えていたのですが、次第に「車をもっていないことが恥ずかしいこと」のように感じ、無理して車を購入したのだそうです。

実体験#3)高額な家賃

わたしは社会人になってしばらく賃貸マンションに住んでいたのですが、2年に1回くる『更新月』のタイミングで引っ越すことにしていました。

1回目の家賃は12万5,000円、2回目の家賃は13万8,000円、3回目の家賃は17万5,000円と引っ越すたびに家賃は高額になってきました。

更新するたびに不動産仲介の担当者は「社会人●●年目でその家賃ですか!着実にステップアップしていますね!」とわたしをほめてくれましたが、当時のわたしは不動産屋のお世辞にすら喜べるほどにウブな心の持ち主だったのです。

わたしは高い家賃のする家に引っ越せることが『成功の証』であると本気で信じていたのです。しかし『成功の証』を集めれば集めるほど、わたしは成功するどころか逆に『貧乏』になっていったのは皮肉なことでした。

モノに縛られて死ぬ

わたしはたくさんの『モノ』に囲まれていましたが、それら『成功の証』こそが、本当は『貧乏の証』であることに気づくのに5年間以上の時間を必要としました。

わたしがそのことに気づいたキッカケは、同世代の『医者』、『弁護士』と将来について話している時でした。

彼らの収入はおそらく当時のわたしよりも高かったと思いますが、高収入にも関わらず、『資産』という『資産』がほとんどないことに全員が驚いたのです。

資産をもてない直接的な原因は『モノを買うから』です。購入したものが手元にあればまだいい方で、酒のように下水に流れたり、タバコのように煙となってどこかに消えるということも珍しくありませんでした。

なぜ?『モノ』に囲まれた結果、貧乏になっているのに正気に戻れないのでしょうか?その理由はカンタンです。ズバリ答えは、、、、

ひたすら正当化

わたしたちが同世代から羨ましがられるほどの給料をもらっているのに、貧乏だった理由は、悪いことをしているとは思っていなかったからです。

『医者だから』、『弁護士だから』、『経営コンサルタントだから』という理由で、消費することを正当化していたのです。

仕事で頑張ったらご褒美、給料が上がったらご褒美、嫌なことがあったらご褒美、という具合に『俺が稼いだお金を使って何が悪い!なぜならば、俺は●●だから』と自分で自分を正当化していたのです。

もしかしたらあなたは「わたしは高い給料をもらっているわけではないから、わたしには関係ない」と思っていませんか?でも実は大いに関係があるのです。

高収入 ≠ RICH

今回の講義で伝えたかったことは「お金を稼げば豊かになれるわけではない」ということです。

わたしは就職してからも「お金のことは将来考えればいい。」と思っていました。むしろ「お金のことを考えるなら仕事に集中して年収を上げることのほうが先決だ!」と信じていました。

しかしそのような考えは、わたしをRICHの状態から遠ざける結果になりました。給料が高くなればなるほど「お金を使え!」という世間からのプレッシャーは強くなるため消費は増加し、その結果、貧乏になりお金の不安は年々大きくなっていったからです。

あなたにはわたしのような失敗はしてほしくありません。それにもかかわらず、『お金の不安を消すために何をすればいいと思いますか?』という質問への答えのほとんどは『収入を上げる』という攻めのことばかりです。

アルバイト、副業、金融取引などに挑戦して、、、、、、、「お金を稼ぐことができればお金の不安は消える」と漠然と信じているのです。

しかしこういうことをいうと、必ず「お金があるのにお金を使わずして人生何が楽しいのですか?」という疑問や、「お金がある人がお金を使わないで経済回るんですか?」という反論がありますから、本題に入る前にこの場を借りてそれらの疑問に回答しておきましょう。

疑問その1)お金を使わなくて人生楽しいの?

お金を使えば楽しい経験がたくさんできるでしょう。しかしRICHな人であれば「お金を使ってセレブ気分を味わうより、お金の不安から解放されるほうが楽しいです。」と回答するでしょう。

あなたはお金を使うことで『セレブな気分を味わう』ことを優先させますか?それとも『お金の不安から解放される(RICH)になる』ことを優先させますか?

価値観の問題ですから、どちらが正解でどちらが不正解ということはありません。もしあなたがRICHになりたいなら、将来のために今この瞬間に犠牲を払うべきです。

疑問その2)お金を使わないで経済回るの?

お金を使わないと経済は回らないことは確かです。しかし消費者がお金を使わない状態が続くからこそ、「消費者がどうしても欲しくて財布の紐を緩めるものをつくろう!」という生産者側へのプレッシャーを強めることができるのです。

消費者にとって最悪なことは『本当の欲しいものがあるのに購入できない悔しさを味わうこと』です。ですから購入してもしなくても困らないものを購入してお金を失うのではなく、本当に欲しいモノが登場することを楽しみに待つほうが方が賢明だと思います。

貧乏人がRICHを笑う

わたしは脱サラ直後の『本当にお金がない時期』を乗り越えて、投資に回すお金を捻出することができた時に、先輩経営者にアドバイスを求めました。

すると先輩経営者は、忘れられないアドバイスをしてくれました。そのアドバイスとは「収入がアップしても生活水準を変えないこと」でした。

わたしは素直に「生活水準を変えない」というアドバイスを守り続けているため、基本的にファッションに必要以上のお金は使いません。ですから周囲の人からは「お金がない人」という印象をもたれているようです。

ですからある日東京港区にある行きつけの美容院にいくと、シャンプーを担当してくれたの若手美容師(薄給のはず)に「服は買わないんですか?」と茶化されてしまいました。

貧乏だったころのわたしであれば不機嫌になったかもしれませんが、わたしには若手美容師に『オシャレのために高い服を買うお金の余裕はないんだよ。僕にとって一番高い出費はここの散髪(cut)料金だよ!』と笑顔で返答する余裕があったのです。

その余裕こそが大事なのです。お金を使わないことで世間様からどう思われようと、わたしがお金の不安から逃れることができて、毎日充実して平穏な暮らしが出来ればそれでいいのです。

脱サラする以前の経営コンサルタント会社で働いていたころは、見栄を張る必要がありましたが、現在のわたしには見栄を張る必要など一切ありませんし、RICHを笑う貧乏人のことも一切気になりません。

最後に

勘のいい方ならお気づきでしょうが、今回の講義でもっとも伝えたいことは「世間の目など無視しよう!」ということです。

世間の目を気にしなければ『医者だから』、『弁護士だから』などの理由で、見栄のためにお金を使うこともないでしょう。また『お金があるならお金を使うのが当然』という空気にも流されずに済むでしょう。

残念ながら日本という国はRICHになるチャンスは多いのにも関わらず、そのチャンスをつかむのが難しい国です。なぜならば日本は『消費大国』だからです。

わたしは子どもの頃、親や親戚からいただいたお年玉やお小遣いを「全額」使ってしまうような人間でした。もちろんお小遣い帳はつけていましたが、『もらったお金は全額使う』のが当たり前だと思って疑いもしませんでした。

しかしそんなわたしでも毎日着実にRICHになっています。今日は昨日よりもRICHになっています。また明日は今日よりRICHになっているという確信があります。だからお金の不安はありません。

あなたが世間の目を気にせず、、、、主婦だから、サラリーマンだから、若いから、高齢だから、頭悪いから、などと言い訳をせず、RICHになりたいなら素直にRICHを目指すべきです。

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