ガリレオ・ガリレイが裁判にかけられた本当の理由

ガリレオ・ガリレイ 裁判

ガリレオ・ガリレイが裁判にかけられた理由は・・・・「地動説」を唱えたから・・・・というのが通説ですが、もっと奥深い理由があるのです。

地動説者は他にもいた

ハンナ・アーレントという哲学者がいます。ハンナ・アーレントを扱った映画も公開されたこともあるのでご存知の方もいるかもしれません。

ハンナ・アーレント

ユダヤ人。1906年ハノーファー近郊のリンデン生まれ。マーブルク大学在学中にハイデッガーと出会い哲学に没頭。

その後フライブルク大学でフッサールに、ハイデルベルク大学でヤスパースに師事。

1929年にパリに逃げ、1940年にアメリカに逃亡。

『エルサレムのアイヒマン: 悪の陳腐さについての報告』(1963年)など著書多数。

ハンナ・アーレントの著書、『人間の条件』には以下のような記述があります。

結局、ガリレオが行ったが、それ以前の誰もが行い得なかったのは、望遠鏡を使って、宇宙の秘密を、「感覚的知覚の確実さをもって」人間に認識できるようにしたことであった。

【引用:人間の条件】

ハンナ・アーレントはガリレイが地動説を唱えた最初の人物ではないことに注目しているのです。

そもそも地球を中心とする世界観(天動説)は、ジョルダーノ・ブルーノ(イタリアの哲学者)などによって疑われていましたし、地動説もコペルニクスやケプラーが発見していました。

それではなぜ?ガリレオ・ガリレイだけが裁判にかけられたのかというと・・・・望遠鏡という道具を使ったこと・・・・に理由があるとハンナ・アーレントは指摘します。

つまり望遠鏡を使えば、誰にでも地動説の正しさが確認できてしまうところが、カトリック教会の怒りのポイントだったわけです。カトリック教会からすれば、信仰を中心とした中世の縦型の秩序が壊されることが我慢ならなかったのでしょう。

最後に

科学が進歩した時代に生きている現代人は、「今ではそんなことはないだろう。」と高をくくっています。

しかし残念ながら現代でも権威が真実を隠している一方で、大衆の不安を煽っていると疑わざるを得ない場面に遭遇します。

それがなんであるか?という詳しい話はここではしません。しかしそれがなんであるかを知っている人は過剰な不安を抱えることなく、権威の甘い囁きに騙されることもないでしょう。

本ブログでは「ブログ」という道具を使って、あなたに新しい気づきを提供したいと思いますので、是非ともいろんな記事をチェックしてみてください。