宮迫博之さん主演の映画「蛇イチゴ」を鑑賞していたら、冒頭からジェームス・ブラウンさんに強く影響を受けたであろう音楽が耳に飛び込んできました。

映画「蛇イチゴ」は、『嘘』(フェイク)が一つのテーマでもあったので、あえてジェームス・ブラウンさんのそれだとわかる音楽を流したのだと思いますが、久しぶりに本家の音楽を聴きたいと思いました。
あなたはジェームス・ブラウンを知っていますか?
「知らないわけないだろう。馬鹿にするんじゃねー。」と怒る人もいるかもしれないし、「え?誰それ?」と思う人もいるでしょうが、いずれにせよ楽しめる映画を紹介します。
ジェームス・ブラウン(予告)
ジャンルは「俺の音楽」
「あなたの音楽のジャンルを教えてください。」と雑誌記者に問われたジェームス・ブラウンは、「俺の音楽は新しすぎて名前はまだない。俺の音楽だ。」と返答したといいます。
ジェームス・ブラウンの考えが正しかったことは、例えば『ブルーノ・マーズ』の音楽を聴けばすぐにわかるでしょうし、作中には「俺の音楽は永遠にパクられ続ける」というセリフがありますが、まさにそのとおりになりました。
マイケル・ジャクソンをして「この人物ほど、僕に大きな影響を与えた人はいない。」(2003年ブラック・エンターテインメント・テレビジョンアワードにて)と答えたのもうなづけます。
ジェームス・ブラウンのもっとも有名な曲である「セックス・マシーン」は、タイトルも歌詞も日本語に直訳するとちょっと変な感じになってしまうのですが、「ゲロッパ」(Get on up:立ち上がれ)という歌詞は、きっとあなたに勇気を与えてくれるはずです。さて・・・・
あなたは「神」を理解しているか?
娯楽としても楽しめる映画「ジェームス・ブラウン」ですが、この映画には「神」というセリフが随所に登場します。
実はジェームス・ブラウンが成功したのも、苦悩したのも、絶望してボロボロになったのも「神」を信じたからこそなのですが、宗教になじみのない日本人には「神」なんていわれてもピンとこないでしょう。
しかし残念なことに映画は「宗教」について理解していることを前提にしてつくられているし、映画を製作しているアメリカ人たちはまさか日本人が宗教オンチであるなど想像すらしていないでしょう。
そこで映画「ジェームス・ブラウン」に則して、キリスト教的な価値観についてわかりやすく解説したいと思います。おそらく解説しても「納得」はしないでしょうが、「神を信じる人たちはそういう考え方をするんだな。」ということがわかるだけで、深く映画を楽しめるようになるはずです。
この文章の続きは、会員制ブログ『輝のノート』で公開しています。登録は無料ですので興味がある方は是非とも登録してください!!