ラリー・フリント ~ 愛するもののために戦う体験

ラリー・フリント

あなたには「止められてもやりたいこと」がありますか?

他人にどれだけ反対されても、刑務所に入ろうとも、狙撃手に狙われるほどに恨まれても、、、、タブーを犯すことをやめなかった一人の男を描いた作品をご紹介します。

ラリー・フリント【予告動画】

作品紹介(1996年、ラリー・フリント、R18+)

ミロシュ・フォアマン監督、ウディ・ハレルソン主演、助演女優はコートニー・ラブ!!

作品の舞台は70代のアメリカ。雑誌に性的な描写をすることがタブー視されていた時代に、過激なポルノ雑誌「ハスラー」を創刊した男、ラリーフリントの物語。

夫婦愛を通じて、「表現の自由」を求める戦いを描いた作品。

ハスラー創刊者

ポルノ雑誌ハスラー創刊者のラリーフリントの物語だから、どうせエロ雑誌に関する作品なのだろう?」と侮ってはいけません。

ラリーフリントの波乱万丈な人生を通じて、夫婦愛や、表現の自由などについてマジメに学べる作品に仕上がっています。

反体制と愛国心

この作品はラリー・フリントの幼少時代からはじまります。ラリー・フリントは、幼少時代からアパラチア山脈のふもとで密造酒を販売して生計を立てていました。ようするにラリー・フリントのアメリカとの戦いは子どもの頃から始まっていたのです。

ラリー・フリントが大人になって創刊したハスラーという雑誌は、創刊当初は単なるエロ雑誌でした。しかし単なるエロ雑誌が、少しずつタブーに切り込むようになっていくのです。

雑誌に掲載した記事が原因で、刑務所にぶち込まれても、狙撃手に狙われて男性機能を失っても、ラリー・フリントはタブーに切り込むことをやめませんでした。

一体なにが彼を突き動かしたのでしょうか?

ラリー・フリントの原動力

ラリー・フリントの原動力となったのは、「愛国心」と「夫婦愛」です。もっとわかりやすくいうと「表現の自由」と「宗教」をめぐっての戦いです。

あなたは表現の自由や宗教についての知識があるでしょうか?アメリカという国が、自然発生的に生まれた国家ではなく、人類史上稀にみる人造国家であることを理解していないと、本当の意味でラリー・フリントがいかに勇気のある人間であることを理解できないでしょう。

ラリー・フリントが喧嘩を売った相手は、(比較するのは難しいのですが)日本でいうならば「天皇陛下」のような存在なのです。そう考えれば、ラリー・フリントという人間が破天荒と形容する以上の存在であることがわかるのではないでしょうか?

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