悩む起業家にお金儲けの真理を説きました

青汁王子こと三崎優太さんがバイク事故で入院したというニュースを目にして、はじめて三崎優太のYouTube動画を視聴することにしました。わたしもバイクに乗るので、気になってしまったのです。

すると『悩む起業家にお金儲けの真理を説きました』という動画を発見。

動画を視聴してみると、アルフレッド・アドラーを学ぶ上でも参考になる動画だったので紹介したいと思います。

お金を稼ぐのは簡単

三崎優太さんは「お金を稼ぐのは簡単」と断言します。ほとんどの人は理解ができないでしょう。むしろ三崎優太さんのことが嫌いになるのではないでしょうか?

しかし三崎優太さんのアドバイスは立ち止まって考えてみる価値があります。なぜ三崎優太さんにとって「お金を稼ぐのは簡単」で、逆に多くの人たちにとってお金を稼ぐのはムズカシイのでしょうか?

動画に登場する相談者と、三崎優太さんを比較すると、その答えがわかるはずです。

結論からいえば、三崎優太さんは目的論的に生きている一方で、ほとんどの人たちは原因論的に生きているのです。どういうことでしょうか?

目的論 VS 原因論

具体的には・・・・・三崎優太さんは、未来に「簡単にお金を稼ぐ方法」があるとして、現在にその予兆となる情報がないか探しています。競争がそれほど厳しくないので、「簡単にお金を稼げる」可能性があるのです。

その一方で相談者は、過去に成功したビジネスモデルを探し出し、その過去に成功したビジネスモデルをパクることでお金を稼ごうとします。

しかし過去に成功したビジネスモデルをそのまま実践できるということは、すでに強力なライバルがいることを意味しています。だから儲けを出すために競争を勝ち抜く必要が出てくるのです。

もちろん過去に成功したビジネスモデルで大儲けする人もいます。たとえばソフトバンク創業者の孫正義や、ユニクロ創業者の柳井正さんは、『タイムマシーン経営』の実践者です。

『タイムマシーン経営』は欧米で成功したビジネスモデルを参考にして、日本に輸入したら儲かるのではないか?というシンプルな発想です。

『タイムマシーン経営』の実践者は一見すると、相談者と発想が似ているように見えます。しかし・・・・・孫正義さんや柳井正さんの発想は、相談者の発想とは真逆なのです。

孫正義さんや柳井正さんは、現在における海外のビジネス環境を観察することで、未来における日本のビジネス環境で成功する予兆を探し当てたのであって、徹底的にパクれば成功すると考えていたわけではないのです。

未来の予兆を探す

もしあなたがお金を楽に稼ぎたいなら、「過去の成功が未来の成功を約束する」という風に発想するのではなく、「未来にやってくる成功の予兆」を探す必要があります。

「未来にやってくる成功の予兆」を簡単に探す方法は、多くの人が抱えている問題(ニーズ)を探すことです。たとえば三崎優太さんの場合、「青汁はマズイ。しかし・・・・・美味しい青汁なら売れるのでは?」とひらめいたのです。

「過去の成功が未来の成功を約束する」という発想に囚われている限り、「青汁はマズイ」という問題に気づくことができません。なぜ気づかないのかといえば、未来が過去・現在の延長線上にあると考えているからです。

未来が過去・現在の延長線上にあると考えるとは、具体的には・・・・・昨日は青汁はマズかった、今日の青汁もマズかった、明日の青汁もマズイだろうと発想することです。

マズい青汁を売っている人はたくさんいます。だからマズイ青汁を販売して儲けようとすれば熾烈な競争に巻き込まれます。だから三崎優太さんは「美味しい青汁」を販売し、成功者の仲間入りを果たしたのです。

美味しいアドラー心理学

わたしの場合、「楽して儲かる投資はないか?」と探した結果、ビットコインを見つけました。友人の10人中10人が「ビットコイン?どこに国の通貨?」という状況だったので、「ワンチャンあるんじゃないか?」と思いました。これは『タイムマシーン経営』と似たような発想をしています。

他にもわたしもアドラー心理学についても、三崎優太さんと同じような発想をしています。

アドラー心理学は劇薬(作用が激しく、使い方を誤ると生命にかかわる非常に危険な薬品)という人が多い。しかし・・・・・アドラー心理学を美味しくしたら売れるのでは?」とひらめいたのです。

マズい青汁を販売するように、アドラー心理学を劇薬として紹介することもできるけれど、アドラー心理学を美味しく販売することもできると気づいたのです。

アドラー心理学に興味がある人は、現在進行形で悩んでいる人が多いです。事実、『アドラー虎の巻』を手に入れる時間が、夜中という人も珍しくありません。きっと寝れない夜を過ごしているのでしょう。

そのような状態にいる人に『劇薬』を販売することもできるけれど、『美味しい』ものとして販売することもできます。わたしが販売するアドラー心理学は、『努力する必要も悩む必要もなかった』とあなた自身の手で気づけるように工夫しています。

もしあなたが『美味しいアドラー心理学』を手に入れたければ、『残酷な世界を生き延びる方法』をチェックしてください。