お金教信者の日常

お金教信者

わたしが配達員の仕事をしてわかったことは「地位の高い人たちの集まる場所の警備員や受付には横柄な人が多い」ということです。(あくまでも傾向です!)

某有名大学の医学部病院の警備員は、自転車置き場に自転車をおいただけで、わたしを怒鳴りつけてきました。

家賃100万円以上を支払わないと住めない某高級マンションや、収入が高いというだけでは住めないような某高級マンションの受付スタッフは、居住者には笑顔を振る舞う裏で配達スタッフにはいつも横柄な態度で接していました。

なぜ?お金のある人の近くにいるお金のない人達は、偉そうだったり横柄なのでしょうか?

しかし、、、、実際にそれらの高級住宅地に住む人に配達にいくと、興味深いことがわかります。

とても親切

高級マンションにいけばいくほど、実際に住んでいる人たちは丁寧すぎるほどに丁寧な人たちが多いのです。(あくまでも傾向です!)

冬場に配達にいけば「寒いのにありがとうございます!」などの優しい言葉をかけてくれたり、外国人だとチップをくれたりもします。(チップを受け取らない素振りを見せると本気で「お願いします!」と必死になってチップを渡されます。笑)

わたしは、お金持ちの近くにいて実際にはお金のない人達の横柄さと、お金持ちの暖かい態度とのギャップを目の当たりにして、ショックを受けると同時に、『そうか、やっぱりそういうことなのか』と思いました。

お金と自分を同一視

お金の価値であなたの価値は変わるわけではない」というのは、お金に関する書籍にはよく書かれていることです。

しかし多くの人はその言葉の意味を頭ではわかっているつもりになっているだけで、本当の意味で『お金』と『自分の価値』を切り離すことが出来ている人はむしろ少数派なのです。

『お金』と『自分の価値』を切り離して考えられないということは、おそらくあなたが思っている以上によく見られる光景なので、いくつか例を挙げます。

投資でイライラ

ある女性は旦那さんが投資負けるとイライラし、投資で勝つとウキウキすることに強いストレスを感じていました。

パチンコで負けると気分が沈み、パチンコで勝つと嬉しくなるというのとあまり状況は変わりませんが、そうなってしまっている人が多いのです。

なぜ?お金の量で自分の気分すら変わってしまうのかと言えば、『投資資金』を『自分』そのものだと信じ込んでいるからです。ようするにお金と自分を同一視しているのです。

肩で風を切る

東京丸の内のオフィス街を歩けば、肩で風を切ってドカドカと歩いている偉そうな人に出会うことができます。

なぜ?そういう偉そうな人が偉そうにできるかというと、そういう人に卑屈になって頭を下げる人が多いからなのです。

またわたしの友人女性の父親は昔、某有名企業の部長さんでしたが、当時の口癖は『関連会社に出向する前に、結婚してほしい!』だったそうです。

つまり披露宴で司会から読み上げられる会社の肩書が、『有名企業の部長』のほうが『関連会社の役員(もしくは社長)』よりも価値があると考えていたということです。

勝ち組・負け組

年収800万円以上が勝ち組で、それ以下が負け組とでも主張しているかのような人材派遣会社の広告が流れていたことがありますが、多くの人は違和感を感じなかったと思います。

もし年収800万円以下の人が「仕事の価値を決めるのは年収だけじゃない」とでも主張すれば、ほぼ間違いなく『負け犬の遠吠え』の烙印を押されていたことでしょう。

同一視すると危険

以上、『投資資金』、『会社の肩書』、『年収』などと自分の価値を結びつけて考えてしまうケースを紹介しました。

今回紹介した事例以外にもたくさんの事例を見つけることができますが、いずれのケースも突きつめると『お金』に結びついていることがわかります。ようするに、多くの人が自分とお金を同一してしまった結果、お金にふりまわされてしまっているのです。

お金にふりまわされると、、、、本当に、、、、ろくなことはありません。なぜならば現代の日本は99%が負け組になるシステムになっているからです。

その証拠に金融市場は短期的にはゼロサムゲームですから、勝つ人がいるということは負けた人がいたということです。

また『社長』になれるのはどれほどの大企業であっても『1人』です。さらに日本社会ではたとえ大企業の社長であっても1憶円以上の高額報酬だと批判されたりもします。

果たして、、、、、

投資に負ければ『自分は才能のない人間だ』と落ち込み、出世争いに負ければ『自分は価値のない人間だ』と悲観し、年収が上がらなければ『仕事の実績が認められなかった』と失望するような人生があなたの望んでいた人生なのでしょうか?

他人は他人、お金はお金、わたしはわたし、といえる人生のほうがよほど『RICH』だと思いますよ。少なくともお金にふりまわされて不安になることはありません。

毎日寿司を食らうホームレス

あなたは小谷真理(こたに まこと)さんという方をご存知でしょうか?

小谷さんはもともとお笑い芸人をやっていたのですが、『みわこたに』というコンビを解散後、『ホームレス』の肩書で活動しています。

小谷さんはお金がありません。でも毎日寿司を食べているそうです。5年間で25キロ太って痛風に悩まされているそうです。そして海外旅行も楽しんでいるそうです。

なぜ?ホームレスなのにお金に困っていないのか?寿司を食べれるのか?海外旅行にいけるのか????

ズバリその答えは「お金にふりまわされていないから」です。

小谷さんは、BASEというネットショップで自分の1日を50円で販売しています。

50円で一日中草むしりをしたり、家事の手伝いをしているのだそうです。仕事を頼んだ人が申し訳なくなるほど一生懸命仕事をするんだそうです。

さて、朝9時から12時まで頑張って仕事をしてお昼の12時になりました。仕事を頼んだ人は申し訳なくなって高確率でお昼を奢ってあげるでしょう。「さすがに50円で雇っているんだから、仕事も頑張っているしお昼ぐらい食べさせないと罰が当たりそう」と思うのも自然なことでしょう。

さて、お昼ご飯を食べてから夜8時まで頑張って仕事をしました。仕事を頼んだ人は申し訳なくなって「夕飯でも食べる?」と質問するでしょうし、小谷さんとウマが合えば「飲みに行きませんか?」という話にもなるかもしれません。

そんな小谷さんですが、ホームレスなのに結婚したそうです。

ある日Twitterで『名古屋で鬼ごっこするんですが人数が足りないので50円できてください!』という依頼があって、ヒッチハイクで名古屋にいき、丸一日鬼ごっこやって、翌日東京で籍を入れたそうです。

で、、、、『結婚式やろう!』という話になるのですが、日給50円ですから毎日頑張って働いても月収1,500円ですから、全然足りないわけです。

しかし小谷さん、、、、驚くべきことに、、、、クラウドファンディングで2週間で250万円集めてしまったそうです。4,000円出資してくれたら結婚式参加できます。という条件付きで。

お金を出したのは50円で小谷さんを雇ったことのある人達です。「そうかぁ~、あの小谷さんが結婚するのか!よっしゃ4,000円だして結婚式にもいこう。面白そう!」と思った人も少なくなかったのだと思います。

毎日「50円で働いてくれてありがとう!」と言われ続ける生活を5年間も続けた結果が『2週間で250万円』という結果なのです。

あなたに同じことができるか?

もし小谷さんが時給10,000円で自分を販売していたら、同じことはできなかったと思います。あなたには小谷さんと同じことができるでしょうか?

おそらく普通の人は真似できないと思います。アルバイトでも『時給は10円でも高い方がいい』と考える人のほうが大半でしょう。

しかしRICHになる人は普通の人であれば真似できないようなことを真剣に挑戦できるのです。だからこそRICHになれるのです。

RICHになるためには普通の人が「ありえない」と思ってやらないであろうことを当たり前のように挑戦しなければいけません。

例えばRICHになるためには勉強することが欠かせません。しかし勉強だけしていても1円にもなりません。それでもあなたは勉強できるでしょうか?

またわたしがブログに挑戦した時、ブログに挑戦してから1ヵ月が経過した時点での日給はわずか数百円だったと思います。でもお金にならないブログを根気よく続けた結果、半年で20万円ほどかせげるようになりました。

さらにわたしはメルマガを発行した時、メルマガ読者は1人でした。メルマガを見てくれる人がいないのですから、メルマガでの収益もゼロ円でした。でもメルマガを毎日届けたら1か月目で10万円の自社サービスを購入してくれる人があらわれました。

ホリエモンこと堀江貴文さんの著書に『ゼロ』という著書がありますが、その本の副題は「なんにもない自分に小さなイチを足していく」でした。

小さなイチを足していく時、お金を稼ぐどころか、時には「勉強代」という名目でお金を手放す必要もあるわけですが、それでも小さなイチを足すことに専念することができるでしょうか?

挫折する人のほとんどは「小さなイチを足していく」ということができません。その代わりにやることといえば「簡単に手に入る(らしい)大きな成果」を求めることだったりします。

もし、、、あなたが本当にRICHになりたいのであれば、、、、、

お金や権力者に媚びた結果、自分の価値が上がったように錯覚してもいけません。

現在お金がないからと言って卑屈になってもいけません。とにもかくにも『お金』にふりまわされてはいけないのです。

お金に惑わされる人は、より大きいお金の煩悩に巻き取られて地獄への道へいざなわれる可能性が高いです。

お金教信者はお金で支配される

より大きいお金の煩悩に巻き取られて地獄に落ちた(そうになった)人は、これまで何人もいます。

元本保証で高利回り

退職金をもらったばかりで投資未経験の元サラリーマンなのに、「自分は投資でも成功できる」と勘違いしてしまうことはよくあるパターンです。

「プライドが高くて自分の無知をさらけ出せない」ということが隙になっていることに気づいていないのです。そんな人こそ「定年後の蓄えは十分ですか?もっとお金があったら、もっと幸せな老後を過ごすことができますよ?」という詐欺師の謳い文句に、あっさりと引っかかってしまうのです。

「元本保証で高利回り」という魅力的な幻想に騙されてしまったわけですが、当事者である本人たちだけが騙されていることに気づかないのです。金融取引だけでなく、不動産投資などのあらゆる取引で詐欺被害は繰り返されています。

女子大生を風俗に堕とす

2019年1月、京都の有名男子大学生を中心としたグループが警察に逮捕されました。このグループはナンパした女子大生を飲食店に誘い、高額な飲食代を請求することを繰り返していました。

そして借金の返済ができない女子大生には風俗店を紹介し、借金を返済するように仕向けていたとのことです。

まさにクズ中のクズの手口であり、あきらかな犯罪ですが、なぜ?有名男子大学生が人生を狂わすような行為に手を染めてしまったのでしょうか?罪悪感はなかったのでしょうか?良心の呵責に苦しめられることはなかったのでしょうか?

実は、、、、、女子大生をハメていた男子大学生たちもお金で支配されていたのです。このグループの元代表という人物から、「有名大学を卒業して普通に就職しても大した給料はもらえないよ?」、「お金があれば人生の選択肢が増えるよ?」などと甘い言葉をささやかれて、その気にさせられていたのです。

そして大金を手に入れたメンバーには、高額なブランド品などを購入することを強く推奨していたそうです。普通の学生には想像できない非日常を、大金をバラまいて体験させていたのです。

もちろん大金を手に入れようが、大量に浪費すればすぐにお金はなくなります。お金は増やすよりも使う方が簡単なのですから。

で、このグループの元代表たちは「お金がないならもっと稼がないとね。」とメンバーグループに囁き、グループのメンバーを犯罪行為に加担させていたのです。

「お金が手に入るなら、同世代の女子大生が風俗で働こうがどうでもいい。お金を手に入れることこそが重要なのだ。」という価値観をグループのメンバーに植えつけることができたのは、このグループの元代表のお金に対する煩悩が、グループの下っ端メンバーよりも強かったからです。

2クリックで30万円

『楽してカンタンに稼げる』という怪しげな副業の広告に騙されて、高額な手数料や情報料を支払ってしまう人はとても多いです。

なぜ?冷静であれば騙されないような広告に騙されてしまう人が多いのでしょうか?ズバリその答えは「冷静でない人が多いから」です。

日本人のほとんどは「将来の不安」という漠然とした病に犯されています。戦後の焼け野原を目の当たりにした人たちのほうが現代社会よりも『絶望』は深かったはずなのに、平和なはずの日本で生まれて本物の飢餓も経験していないような人達が「自分たちは恵まれていない」と本気で信じているのですから、不思議でしょうがありません。

冷静な状態ではないからこそ「スマートフォンを2クリックで30万円」という嘘みたいな嘘に騙されてしまうのですが、冷静でない状態で騙されるとさらにパニックになり、再び騙されてしまう人も多いようです。

小さなイチとは?

RICHになりたければ「お金教の信者」であることを辞める必要があります。

ではどうすればお金教から脱退できるでしょうか?ズバリその答えは「今から辞める」と決意するだけでOKです。

しかし禁煙を決意したのについついタバコを吸ってしまう人も多いように、長年無自覚に信じてきた「お金には価値がある」という信念を覆すことは並大抵のことではありません。

おそらくお金教の信仰を捨てることは、タバコを禁煙することよりも難しいでしょう。わたしはヘビースモーカーでしたが、禁煙外来にいくことを決意し、薬を飲んで禁煙に成功しました。

しかしお金教の信仰を捨てることは一筋縄ではいかない挑戦でした。お金への煩悩を本当に捨てられたと感じたのは、お金の不安が消えたときでした。そしてお金の不安を消すためには、あらゆる手段を利用しました。

残念ながらわたしが利用した手段のすべてを今回の講義で伝えることはできないので、お金教から脱退する手っ取り早くて効果的な方法を一つだけ伝授します。

ズバリ、「ありがとう!」と他人から感謝されることを何度でも繰り返す。という方法です。

まさに、先ほど紹介した小谷さんがやったことです。小谷さんは500円以上の価値を他人に提供することを5年以上継続することでお金の不安を消しました。

「ありがとう!」という言葉を他人からもらうことで、他人の心にあなたへの『信用残高』を増やしていくのです。

もちろん信用残高は一生引き出さずに放置することもできますし、小谷さんのように結婚を機にクラウドファンディングの募集によって、2週間で250万円の資金を集めるということもできます。

わたしの場合は、「メールマガジンを発行することで情報を届ける」ということで、読者の心にわたしへの信用残高を増やすことに成功しています。

あなたができる範囲でいいので、他人から『ありがとう!』といわれる状況を増やしていってください。あなたがRICHになりたいなら「ありがとう!」の質・量を高めることに集中してください。

くれぐれも『お金』に集中してはいけません。あなたは集中すべき対象は『人間』です。そのことだけは忘れないでください。

■ 次はコチラ

日本が破綻日本が5年以内に財政破綻する確率

■ 経済的自立マインドとは?

貧乏から抜け出すには貧乏から抜け出す『信念』とは?