失敗は成功の母よりも大事なこと

失敗は成功の母

「失敗は成功の母」という言葉があります。エジソンの名言です。エジソンは電球を開発するまでに1,000回失敗したことを問われて、「1,000回失敗したのではない、1,000のステップを経て完成したのだ。」と発言したそうです。

同様の言葉は他にもあります。「思考は現実化する」(ナポレオン・ヒル著)という有名な自己啓発本では「失敗は成功の種」であることが「これでもか」というほど強調されています。

「失敗は成功の母」とか「失敗は成功の種」という言葉にも一理あります。しかし失敗よりも成功の方がよっぽど成功の母である事実を見逃してはいけません。

成功は成功の母

あなたには他人と比較した時に「自分が蔑ろにされた」と感じた瞬間はないでしょうか?

自分が蔑ろにされるのは、他人がえこひいきされているからです。「えこひいきされている」という事実から端的にわかることは、「過去の評価は積み重なっていく」ということです。

そして前回の記事で「ハロー効果」について解説したとおり、一つの評価は他の評価にも影響を与えるのです。

勉強ができる人は仕事もできると思われます。容姿がいいと性格までいいと評価されやすいのもそのためです。

わたしにも過去に苦手意識をもっていた男性がいたのですが、その男性がカラオケで浜崎あゆみの歌を裏声で音程を1回も外さずに最後まで歌い切り99点を叩き出した時、「もしかして面白い人なのかな?」と好印象をもつようになりました。

つまりここで重要なことは(繰り返しになりますが)、他人からの評価は(たとえそれがハロー効果のような錯覚により底上げされた評価であっても)、資産のように機能するということです。

加えて重要なことは、それらの資産はその他の資産に影響を与える、ということです。つまり勉強ができるだけでなくて運動もできれば「スーパーマン扱い」される可能性があるし、美人だけでなく性格がいいことが証明されれば、「天使」であるかのような評価を受ける可能性があるということです。

そしてさらに重要なことは、他人からの評価という資産は、実社会に大きな影響を与えるということです。

例えば経済学者のダニエル・ハマーメッシュは「美人と不美人の生涯格差」は3,600万円であると試算しましたし、米タフツ大学のニコラス・ルールとナリーニ・アンバディは、男性CEOの容姿とその会社の業績には関係があることを明らかにしました。

これまでの話をまとめます。

わたしがあなたに伝えたいことは、もしあなたが(本当に)成功したいなら「他人の評価を資産として積み重ねろ」ということです。つまり・・・

わらしべ長者戦略

日本には「わらしべ長者」という物語があります。ある一人の貧乏人が最初に持っていたワラを物々交換を経ていくにつれて、最後には大金持ちになる話です。

わたしがかつて出会ってきた人たちの中にも、ブログで10万円を稼いだ経験を教える講座を販売し、ひと月で1,000万円の売り上げを達成した人がいます。いわんとしていることは伝わるでしょうか?

つまり「ブログで10万円稼いだ」という実績(成果)を上手に(マーケティング)アピールすることで「この人はスゴイ」という錯覚を生み出し、その錯覚をお金に変えた(セールス)のです。

ZOZOの創業者の前澤友作氏が、ZOZOの社長を引退した時、武井壮さんは東京MXのテレビ番組で「こんな人いない。次何やっても成功する」と発言しました。まさにハロー効果の典型例でしょう。

2001年10月から2004年3月まで日本テレビで放送された「マネーの虎」というリアリティー番組がありましたが、あの番組に出演していた社長ですら、常に成功し続けているわけではないのです。

しかし武井壮さんも、自分の発言がハロー効果の典型例であることをさほど自覚していないでしょう。そう。いかに「他人に自覚させずに自分をスゴイと思わせるか?」が成功する鍵になるのです。

詐欺じゃん?

「他人に自覚させずに自分をスゴイと思わせる」ことにより「大きな結果を出し続ける」ことに対して、抵抗感を感じる人もいるでしょう。

端的に「ただの詐欺じゃん?」と首をかしげる人もいるでしょうし、人を騙してまで結果を出したいと思う人もいることでしょう。

しかし残念ながらそういうことをやっている人が多いのです。だから「本当に実力がある人」が「実力はないが、実力があるように見せかける能力のある人」に負けてしまう悲劇が起こります。

ですからわたしができることは、「本当に実力がある人」に「わらしべ長者戦略」を伝えることで、本当に実力のある人が日の目を見る可能性を高めることだと思うのです。そういう気持ちでこの記事を書いています。

会社員になった経験のある人であれば共感してくれると思うのですが、いわゆるエリートコースに乗る人のほうが成功しやすいです。

なぜならば、エリートコースのるといい上司に恵まれる可能性が高まるし、重要なプロジェクトの重要なポジションを任される可能性も高まるからです。その繰り返しで、一度チャンスをつかんだ人は「成功しやすい環境」に居座り続けることができるのです。

外資系は実力主義?

外資系企業は「実力主義」だと思われているようです。しかし以上の理由により、必ずしもそうではないのです。

わたしは新卒で外資系企業に入社したからこそ、「世の中、実力だけじゃ生き残れない」という当たり前の現実に早い段階で気づくことができました。

もしあなたがそのことをハッキリ自覚していないなら、いい機会なのでハッキリ自覚すべきでしょう。「失敗は成功の種になり得るが、成功も大成功の種になる」ということを。

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