ザ・ウォーク ~ 内発性の疑似体験

ザ・ウォーク

「人生一度しかないんだから、やりたいことをやりなさい。」というアドバイスは、子供のころに一度は耳にしたことがあるはずです。

でも大人になっても「やりたいことが分かっている人」はほとんどいません。「やりたいこと」なんてものは、考えてもなかなか答えがでないので、考えることを辞めてしまう人も多いのが実情だと思います。

頭で考えてもわからないのであれば「感じる」しかありません。それが自発性ならぬ「内発性」というものです。

では内発性とはどういったものなのか?ということを説明しようとすれば、必ず罠にハマります。なぜならば、、、言葉にうまくできないものが「内発性」(心から湧き上がる感情)だからです。

ですから本来であれば言葉にできない内発性を言葉にしようとした時点で、真理からは遠く離れてしまうのです。

そこで自己啓発セミナーなどでは、しばしば参加者に「子供の頃にワクワクドキドキしたときの記憶を思い出してください。」などアドバイスすることで「言葉での説明に固執するがゆえに、内発性を説明することに失敗するという罠」を回避しようとします。

しかしもっといい方法があるのです。それはこれから紹介する映画を観ることです。「やりたいこととは何ぞや?」ということを、「感覚的に」理解することができるはずです。

ザ・ウォーク

あらすじ

この映画は、綱渡りが大好きな青年の物語(実話)です。親から勘当されても、周囲から認められなくても、周囲から「頭がオカシイ」といわれても、仲間が途中で離脱しても、、、、、綱渡りを『やりきった』という話なのですが、、、、、

想像以上のクレイジー

映画を鑑賞中に、わたしも思わず「こいつはクレイジーだ!」と10回以上、つぶやいてしまいました。

予告編をみれば、だいたいどんな映画かわかってしまうのですが、予告編以上の驚きを体感できると思いますよ!

もし映画を見るなら、主人公になりきって視聴することを強くおススメします。

どういうタイミングでやるべきことをひらめいたのか?

他人から笑われてどれだけみじめだったのか?

最初の一歩を踏み出す時、どれほど怖かったのか?どうやって乗りきったのか?

どのように計画したのか?いつ実行日を決めたのか?

予想外のトラブルにどうやって対応したのか?

やりきるためには何が必要なのか?

夢を達成した時、どんな感情になったのか?

ということなどを理屈で考えるというよりは「感じて」ください。きっとあなたのプラスになるはずです。