「共同体感覚」を理解し、日常生活で実践できるようになるまでには相当時間がかかりそうです。
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共同体感覚はアドラー心理学の鍵概念であり、共同体感覚を理解しないことには、アドラー心理学を理解したことにならないというほど重要な概念であるものの、「嫌われる勇気」の読者のなかで、共同体感覚を理解できた人はほとんどいないのではないでしょうか?
共同体感覚とは?
共同体感覚における「共同体」について、こんなセリフがあります。
アドラーは自らの述べる共同体について、家庭や学校、職場、地域社会だけでなく、たとえば国家や人類などを包括したすべてであり、時間軸においては過去から未来までも含まれるし、さらには動植物や無生物までも含まれる、としています。
嫌われる勇気
哲人からアドラー心理学における「共同体」について説明を受けた青年は「は?」と驚いていますが、読者の多くも「は?よくわからない・・・・」と感じたのではないでしょうか?
なぜ共同体感覚にについて「嫌われる勇気」や「幸せになる勇気」を読んでもよくわからないのかといえば・・・・おそらくその最大の理由は・・・・・