スティーブン・コヴィーの『7つの習慣』でもアドラーの思想に近い内容が語られています。
嫌われる勇気
スティーブン・コヴィーの『7つの習慣』や、デール・カーネギーの『人を動かす』や『道は開ける』などの世界的ベストセラーを読んでみることは、アドラーの思想を理解する上で役立つわけですが、それらベストセラーとアドラーの思想には具体的にどのような共通点があるのでしょうか?
今回は『7つの習慣』のなかから、アドラーの思想を理解する上で役立つ考え方を紹介したいと思います。
主体性を発揮せよ
『7つの習慣』は、『成功には原則がある』ということを前提に7つの習慣を学ぶ構成になっているのですが、最初に紹介されている習慣が「主体性を発揮する」です。「主体性を発揮する」とはどういうことでしょうか?
『7つの習慣』では、主体性を発揮するためのモデルとして『主体性のモデル』なるものが紹介されています。